AGAとは

男性に発症する進行性の脱毛症AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略称で、成人男性に多くみられる男性型脱毛症です。AGAは進行性の脱毛症のため、放っておくと徐々に薄毛が目立ってきますので、早期治療が大切です。
最近では、20代のAGAも 増加傾向にあります。額が後退してきたり、頭頂部が薄くなってくるなどAGAには進行パターンがあります。

AGAは進行する男性型脱毛症

AGA(男性型脱毛症)の特徴は進行パターンにあります。前頭部の生え際から後退していく「M型」、頭頂部から薄くなっていく「O型」。この進行行程は1942年アメリカのノーウッド医師が改良したことから「ハミルト ン・ノーウッド分類」と呼ばれ、薄毛進行の目安として汎用されています。

AGAの原因

男性ホルモンの影響

AGAの原因は、遺伝的な要素と男性ホルモンの変動が重要な関わりを持つと考えられています。男性ホルモンのテストステロンが還元酵素によって変換され、ジヒドロテストステロン（DHT）が作られ、このDHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結合することにより、ヘアサイクルが乱れて成長期が終了してしまいます。そのため、毛乳頭が委縮し毛母細胞の成長が抑制され軟毛化が進み、薄毛が目立つようになります。

ヘアサイクルの乱れ

AGAは男性ホルモンの変化で起こるヘアサイクル乱れが原因で発症すると考えられています。

髪の毛には1本1本寿命があり、常に伸びては抜けてを繰り返しています。これを毛周期（ヘアサイクル）といいます。毛周期には、髪の毛が太く成長している「成長期」（2年〜6年程度）、毛乳頭細胞が毛根深部に小さく退縮し、毛髪の伸長が低下する「退行期」（約2週間）、さらに毛乳頭細胞が活動を止め、成長を停止した毛髪が脱落する「休止期」（約3～4ヵ月）という3つのステージがあります。

AGAが発症するとヘアサイクルが乱れて、成長期が短くなり毛髪が太くなる前に生え変わってしまいます。そのため十分に成長しなかった髪の毛が多くなり薄毛の状態となります。

AGAセルフ診断

最近少し薄毛が気になってきた・・・
病院に行ったほうがいいのかなぁ・・・薄毛が気になるけれど、病院まで行っている時間がない・・・ 薄毛の悩みは切実で、お一人で抱えてしまっている方も多くいらっしゃいます。まずは、AGAセルフ診断で、あなたの現在の髪の状態や生活習慣から、AGA診断をしてみてください。どれか１つでも当てはまるようでしたらAGAの可能性があります。